Maintenance
Guidance and usage
of Maintenance goods
Leather maintenance varies widely depending on the type of leather finish.
There are types that need only “cleaning” and “maintenance (keep moisture)”
We develop and offer maintenance kits according to types.
革のメンテナンスは塗装タイプによって大きく異なります。
塗装タイプには「塗装膜があるタイプ」と「塗装膜がないタイプ」の大きく2つがあります。
2つのタイプを把握し、タイプに合ったメンテナンスを行うことが大切です。
まず、革のタイプを
把握しましょう
First, let's understand the type of leather
「塗装膜があるタイプ」の革は、
表面を塗装膜でコーティングされていますので
液体(水、オイル、クリーム)が浸透しません。
対して「塗装膜がないタイプ」の革は、
液体が浸透します。
これは同時に、経年により革中の水分や
油分が失われていくことを意味します。
2つのタイプを把握し、
タイプに合ったメンテナンスを行うことが大切です。
塗装膜があるタイプ
水を垂らし、2~3分待っても染み込まなければ
このタイプです。
塗装膜がないタイプ
水を垂らし、2~3分待って染み込めば
このタイプです。
染み込む過程に注意して
判断してください
Type.A
塗装膜のあるタイプ
塗装膜がある革でも、
塗装が薄い革は時間が経つと
水が染み込むことがあります。
2~3分経っても染み込まない
最初は染み込まず、
時間が経つと染み込む。
1~2分でマダラになる
Type.B
塗装膜のないタイプ
自然に染み込み、途中マダラにならない
革のタイプの見分け方の詳しい動画はコチラ
塗装膜があるタイプ
「塗装膜があるタイプ」の革とは、
表面を塗装膜でコーディングされたもののことを
指します。市場では「顔料仕上げ」「セミアニリン仕上げ」と呼ばれる塗装方法が該当します。
(稀ですが、塗装膜で覆われた
アニリン仕上げも存在します。)
このタイプの革は、
水分や油分など液体が浸透しません。
塗装膜がないタイプ
「塗装膜がないタイプ」の革とは、
表面に全く塗装膜がないものを指し、市場では
「アニリン仕上げ」「染料仕上げ」と
呼ばれるものが該当します。
このタイプの革は、
水分や油分など液体が浸透します。
革のタイプにあった
メンテナンス方法を
確認しましょう
Let's check the maintenance method for the type of leather
塗装膜があるタイプの
メンテナンス
お手入れ方法
日常のお手入れはフォルフ・メンテナンスドライクロスで「乾拭き」し、汚れが気になった時はフォルフ・レザーメンテナンスウェットシートで優しく拭いてください。
手垢・ハンドクリームなどは塗装膜にダメージを与えることがあるため、こまめに拭き取ることが大切です。
ほこりが溜まった時はフォルフ・メンテナンスブラシで掃ってください。
塗装膜がないタイプの
メンテナンス
お手入れ方法
日常のお手入れはフォルフ・メンテナンスドライクロスで「乾拭き」し、革が乾燥した時はフォルフ・保革オイルを塗りましょう。革のタイプやオイルの含有量によって乾燥度合が異なります。
ほこりが溜まった時や、保革オイルを塗る前にフォルフ・メンテナンスブラシでやさしく掃ってください。
日常の
お手入れ
汚れが
気になったとき
染み込んだ汚れは除去が困難なため、汚さないように使用するか、汚れも革のエイジングとして楽しんでご使用ください。
また、市販の防水スプレーなどでプレメンテナンスするのも効果的です。
シミや汚れが付いてしまった時は、オイルを塗って馴染ませたり、ぼかしたりすることは可能です。
無理にこすったり、水洗いをしてしまうと色が抜けたり、革の風合いが変わってしまう可能性があるのでお勧めしません。
保革
日常のお手入れ
フォルフ・レザーメンテナンスドライクロス(Foruph Leather Maintenance Dry Cloth)
革製品の日常のお手入れに。
起毛した綿ネル素材の革に優しいメンテナンスクロスです。
- 革製品の日常のお手入れに最適なコットン100%の柔らかな起毛クロスです。
- 織り目の無いコットンフランネル生地で、革製品に付着した水分や汚れを優しく拭き取れます。
- 拭いた後にケバが残らないよう、洗い加工をしています。
- 高級感とほつれ防止の為、縁はオーバーロック加工を施しています。
- 塗装膜のある革・ない革両用
- □内容・材質
- クロス 44cm×45cm 1枚入り / 綿100%
- □注意事項
- <塗装膜のある革>
・強くこすらずソフトに拭いてください。
<塗装膜のない革>
・強くこすらずソフトに拭いてください。
・染み込んだ汚れは取れませんのでご了承ください。
・クロスの汚れが気になる場合は中性洗剤で手洗い、陰干しして、完全に乾いてからご使用ください。洗剤の成分が残らないように注意してください。
How to use
革の表面に付いた汚れなどを優しく乾拭きしてください。
詳しい使い方動画はコチラ
汚れが気になった時
フォルフ・レザーメンテナンスウェットシート(Foruph Leather Maintenance Wet Sheet)
拭くだけ簡単。「塗装膜のある革製品」のためのメンテナンスシートです。
- ウエットシートタイプで拭くだけで簡単に「汚れ落とし」と「保革」が行えます。
- 特殊シートが毛穴や溝の汚れをかき出し、保護成分が表面の質感や風合いを保ちます。
- 塗装膜を傷付けにくい不織布を採用しています。
- 塗装膜のある革専用
- □内容・成分
- シート 20cm×30cm 7枚入り / 水・オイル・防腐剤・エタノール
シート材質:不織布
- □注意事項
- 本品は成分、水分量など充分留意しておりますが、水分を伴うお手入れのしすぎは、革を傷める原因となります。
How to use
シートを1枚ずつ取り出し、革の表面をやさしく拭いてください。
- Caution
-
革の切り口(コバ)を樹脂で塗ってある箇所は、剥がれや色落ちすることがあります。避けてご使用下さい。
塗装膜のない革、クリームで仕上げた革、スウェード・バックスキンなどの起毛革には使用できません。
古くなった革、またはタイプによっては色落ちや変色することがあります。塗装膜が剝がれている箇所には使用しないで下さい。
詳しい使い方動画はコチラ
保革
フォルフ保革オイル(アニリン革専用)(Foruph Leather Care Oil)
革に浸透し、潤いを与える「塗装膜のない革」のための保革オイルです。
- 革に浸透し、乾燥やひび割れを防ぎます。
定期的に使用することにより、革をより長く使っていただくことができます。 - ヌメ革にもご使用いただけます。
- アニリン革であれば、バッグや衣料・小物など他の革製品にもご使用いただけます。
(靴へのご使用はお勧めしません)
- 塗装膜のない革専用
- □内容・成分
- 皮革用オイル(250ml) / ウエス / 説明書
- □注意事項
- ・本品は塗装膜のない染料(アニリン)仕上げ専用です
・アニリン仕上げでも塗装膜のある革、顔料仕上げ・セミアニリン仕上げの革には使用しないでください。
・革が乾燥した時にご使用ください。革のタイプやオイルの含有量によって乾燥度合が異なります。
・オイルの塗りすぎ、頻繁なお手入れは色落ちや伸びなどの原因となります。
How to use
-
添え付けのウエスにオイルをなじませ丸めます。
-
革の表面を滑らせる感じで、20㎝くらいの円を描くようにして、やさしくオイルを塗ります。
小物にご使用の際はウエスを小さくまとめてご使用ください。 -
半日〜1日おいた後、やわらかい綿布で軽く乾拭きし、乾燥を確認してからご使用ください。
Point
シミや汚れもオイルを塗ることでボカすことができます。
また、色褪せてしまった革に魅力を持たせることができます。
オイル塗布後の色変化について(キャメル色の場合)
・塗りたては色が濃くなりますが、徐々に戻っていきます。
・保革オイルは使用すると必ずムラになり、また、元の色には戻りません。ご理解いただいた上でご使用ください。
- Caution
-
- 防水革についての注意点
- 革の繊維自体に防水成分を含ませた防水革(塗装膜のない革)に
オイルを使用することは可能ですが、防水効果が損なわれる可能性があります。
詳しい使い方動画はコチラ
日常のお手入れ
フォルフ・レザーメンテナンスブラシ(Foruph Leather Maintenance Brush)
革の溝や、縫い目の隙間の気になる埃取りに最適なメンテナンスブラシ。
- 天然毛が革表面のゴミや埃をやさしく取り除いてくれます。
- 柄の先端が丸いので、ソファの細かい場所の掃除でも革を傷付けにくい形状です。
- フォルフ・メンテナンスウエットシートや保革オイルを使用する前に本品でほこりやゴミを掃うと、よりメンテナンス効果が期待できます。
- 塗装膜のある革・ない革両用
- □内容・材質
- ブラシ 28cm×12cm×2.5cm
材質 柄:天然木(ブナ材) 毛:天然毛(豚毛) 紐:牛革
- □注意事項
- ・塗装膜のない革に使用する際は跡が残らないよう力加減にご注意ください。
・輸入品のため本体にわずかな傷や汚れ、また素材の個体差などが見られる場合がございます。
How to use
毛先で優しく掃ってください。
- Caution
-
柄が革に当たらないように注意してご使用ください。革を傷付ける恐れがあります。
塗装膜のない革にご使用の際は、跡が残らないよう力加減にご注意ください。
詳しい使い方動画はコチラ